UnitedNationsConferenceontheLawoftheSea(その他表記)UnitedNationsConferenceontheLawoftheSea

世界大百科事典(旧版)内のUnitedNationsConferenceontheLawoftheSeaの言及

【海洋開発】より

… 1967年,マルタの国連大使パルドArvid Pardoが当時注目されはじめていた海底のマンガン団塊を指して,一部の先進国によってこの種の資源開発が独占されることを憂い,〈深海底とその資源はすべての人類にとって共有の遺産と考えるべきである〉旨の演説を国連で行い,70年にはこの主旨が国連の決議として採択されるに至った。これらを受けて海洋をめぐる国際法を見直す気運が生じ,73年には領海,大陸棚,経済水域,深海底資源などについて新しい海洋の秩序の樹立を目指して第3次の国連海洋法会議(UNCLOS,United Nations Conference on the Law of the Sea)が開かれ,長期にわたる討議が始まった。この間,各国において水産業ならびに海底石油・ガスの開発が活発に行われるようになり,国連の海洋法会議における討論を反映して自国の沿岸200カイリ水域における資源に対する管轄権を主張する気運が長じ,海洋法会議の結末をまたずして,それぞれ自国周辺沿岸200カイリの漁業専管水域設定の国内法を制定する国が相次いだ。…

※「UnitedNationsConferenceontheLawoftheSea」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android