世界大百科事典(旧版)内のUrnfieldCultureの言及
【墳墓】より
…知られる最古の火葬はイラクのテペ・ガウラXV~XII層(ウルク期,前4000年)の実例である。ヨーロッパでは新石器時代初期(ダニューブ文化)にまれにみられるが,後期から青銅器時代にかけて大いに栄え,火葬骨を壺に納めたことが文化の名称(火葬骨壺墓地文化Urnfield Culture)に取り上げられるほどである。洗骨葬,再葬,二次葬などとされるものの最古の例は,新石器時代トルコのチャタル・ヒュユク(前6000年)のものであって,遺体を風葬し,鳥や昆虫についばませて骨だけとした後,布かマットに包んで住居の床下に土葬している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」