世界大百科事典(旧版)内のUspenskii,B.A.の言及
【モスクワ・タルトゥ学派】より
…その理論的特徴は,宗教,神話,フォークロア,芸術,文学などを,言語を基礎とした〈第2次モデル化体系〉として位置づけている点にある。代表的人物としては,モスクワでは神話,文学,映画のイワーノフVyacheslav Vsevolodvich Ivanov(1929‐ ),神話,文学のトポロフVladimir Nikolaevich Toporov(1928‐ ),神話,文学,イコン学のウスペンスキーBoris Andreevich Uspenskii(1937‐ ),タルトゥでは文学,映画のロートマンらがあげられる。70年ころより,それまでの宗教,神話などを別々に対象とした〈個別記号学〉と並んで,第2次モデル化体系の総体を体系としてとらえる〈文化の記号学〉の樹立をめざした作業も精力的に進められている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」