世界大百科事典(旧版)内のUTam'si,T.の言及
【アフリカ文学】より
…実際,伝統アフリカ内部の悽惨(せいさん)な権力闘争の輪廻を描くウォロゲムYambo Ouologuem(1940‐ )の《暴力の義務》(1968)はフランス語圏作家自身によるネグリチュードの終焉宣言と受け取られた。ウ・タムシTchicaya U Tam’si(1931‐88)はネグリチュードを批判的に超克して独自の道を拓いた特異な詩人である。 南アと並んで放送,出版などのジャーナリズム,高等教育機関の発達が早かった西アフリカ,特にガーナとナイジェリアは現代小説のメッカである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」