Vāc(その他表記)Vac

世界大百科事典(旧版)内のVācの言及

【サラスバティー】より

…《リグ・ベーダ》では,穢れをはらい,さまざまの富をもたらす神として崇拝されるが,これは大地に肥沃をもたらす河川の力と水の浄化能力とが重視されたものであろう。のちにブラーフマナ神話にいたると,同じく重要な神格である言葉の女神バーチュVācと同一視され,学問・芸術をつかさどる女神となった。仏教にも天部の一つとして取り入れられ,弁才天として崇拝されている。…

【リグ・ベーダ】より

…これによって知られる古代インドの宗教は明らかに多神教で,賛歌の対象となる神格の数はきわめて多い。神格の多くは火神アグニ,風神バーユなどのような自然現象を神格化したものであるが,そのほかに,工巧神トゥバシュトリTvaṣṭṛ,意力を神格化したダクシャDakṣa,言語を神格化した女神バーチュVācなど多彩な神格が認められる。最も尊崇された神は武勇神インドラで,《リグ・ベーダ》賛歌のほぼ4分の1がこの神にささげられている。…

※「Vāc」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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