世界大百科事典(旧版)内のValdemarIIの言及
【デンマーク】より
…77年大司教となった乳兄弟アブサロンが,コペンハーゲンの基礎となる港(ハウン)に要塞を築き,バルデマー1世の統治に貢献した。2代後のバルデマー2世Valdemar II(在位1219‐41)の治下,エストニアの攻略や経済上の繁栄により王権は強大化し,1241年にユトランド法を勅認した。王の没後,王権と貴族の対立は激化し,アーベルAbel王(在位1250‐52)のとき,弟に領土の一部移譲を認め,スリースウィー(シュレスウィヒ)が北欧唯一の世襲公領となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」