世界大百科事典(旧版)内のVebleneffectの言及
【衒示的消費】より
…たとえば,きわめて高価な商品を社会的威信をうるために消費するような現象がそれにあたる。T.ベブレンが《有閑階級の理論》(1899)でこうした種類の消費を論じたことにちなみ,〈ベブレン効果Veblen effect〉ともよばれる。ベブレンによれば,上層階級は生活維持のための労働を免れており,政治,軍事,宗教,スポーツあるいは学問などの活動にもっぱら従事する。…
※「Vebleneffect」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」