世界大百科事典(旧版)内のwatercultureの言及
【水耕】より
…クロッカスやヒアシンスなど球根植物では,球根自体に養分があるので水だけで栽培でき,この場合は水栽培という。水耕には,根を直接水溶液中に浸漬(しんし)する方式(狭義の水耕water culture)と砂,礫(れき),バーミキュライト,おがくずなどの化学的に不活性な資材に根を張らせる方式(砂耕,礫耕など)がある。生育に必要な元素を含む水溶液(培養液という)を与えると,砂に植えた植物が正常に生育することが確かめられたのは1851年のことで,60年には培養液だけで植物を栽培することに成功した。…
※「waterculture」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」