世界大百科事典(旧版)内のWatson-Crickの言及
【DNA】より
…大多数のDNA分子では,2本の鎖が塩基を内側にして互いに逆向きに並び,10塩基で1回転する右巻きらせんを作っている(図2-b)。この二重らせん構造は,発見者の名により,ワトソン=クリックWatson‐Crickのモデルともいわれる(図2-c-Ⅰ,図2-c-Ⅱ,図2-c-Ⅲ)。2本の鎖の塩基間は水素結合という弱い結合で結ばれているが,この塩基対は必ずAとTまたはGとCという組合せのどちらかである。…
※「Watson-Crick」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」