世界大百科事典(旧版)内のWhitford,A.E.の言及
【銀河系】より
…球状星団でも,とくに銀河系中心に近い方向にあるものについては,かなりの星間吸収が存在するのである。30年,トランプラーR.J.Trumplerが吸収の事実を明らかにし,ステビンズJ.StebbinsとウィットフォードA.E.Whitfordが36年にこれを球状星団の距離決定にも適用した結果,銀河系の大きさは16万光年×13万光年×11万光年に,また太陽の銀河系中心からの距離は3.3万光年と大幅に修正された。なお球状星団の距離決定に使われること座RR星型変光星の絶対等級の値についても,諸種の議論があり,初期のころは0.0等(写真絶対等級)という値が採用されていたのが,80年代初期現在では,0.6等(実視絶対等級)という値が標準値とされている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」