世界大百科事典(旧版)内のWilkes,J.の言及
【ウィルクス事件】より
…1760‐70年代のイギリスで,国王・貴族の寡頭支配的な議会政治体制に反対して,ジョン・ウィルクスJohn Wilkes(1727‐97)が中心となって展開した急進主義政治運動。ウィルクスはロンドンの富裕な酒造業者の次男として生まれ,ライデン大学留学後,1757年エールズベリー(バッキンガムシャー)選出の庶民院議員となり,62年には週刊紙《ノース・ブリトン》を創刊して,ジョージ3世が信任するビュート首相の政権に対して攻撃の論陣を張った。…
※「Wilkes,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」