Wise,J.(その他表記)WiseJ

世界大百科事典(旧版)内のWise,J.の言及

【航空】より

…しかし,推進装置をもっていないので,風の方向に流されて飛ぶほかはなく,交通機関としては致命的な欠陥をもっていた。1859年,アメリカのインディアナ州ラファイエットに住むワイズJohn Wise(1808‐79)はその地域の恒風である西風を利用して,気球で郵便物を運ぶ計画をたて,その町から東方にある町々にあてた郵便物を載せて上昇した。あいにくその日は,上空には期待した西風はなく,気球は意に反した方向に流されてしまい,世界最初の郵便飛行計画は失敗に終わった。…

※「Wise,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android