世界大百科事典(旧版)内のWorkhouseTestActの言及
【救貧法】より
…それと同時に,17世紀後半には貧民を労役場に収容して職業を与え,併せて国富を増大しようとする意見が盛んとなり,実際にも労役場マニュファクチャーは織布,糸紡ぎ,その他の生産のために産業革命期まで各地で断続して行われた。また,1722年法(労役場テスト法Workhouse Test Act)は労役場への収容を救済の条件とし,その自由を束縛し,嫌悪あるいは恐怖を与えて,救援申請を抑制しようとした。それとともに,同法は救貧法の実施を請負制とすることを認めたので,これが実施された教区では,貧困は恐怖と刑罰を意味することとなった。…
※「WorkhouseTestAct」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」