世界大百科事典(旧版)内のWurzelsakramentの言及
【サクラメント】より
… 第2バチカン公会議(1962‐65)は,秘跡の典礼のしるしとしての性格から信仰の要素に注目し,これが効果的なものとなるよう刷新を促している。他方,キリストの救いの秘義から生じた教会を,救いの普遍的秘跡として示すことによって,秘跡の概念を聖書の秘義に基づかせ,秘義神学の発展によってキリストを原秘跡Ursakrament,教会を根源的秘跡Wurzelsakramentと見る新しい秘跡神学を実質的に承認した。また,秘跡のことばとしるしが恩恵をもたらすとともに,すでに受けた恵みが信仰告白されることを明らかにした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」