X線コンピューター断層撮影(読み)えっくすせんこんぴゅーたーだんそうさつえい

世界大百科事典(旧版)内のX線コンピューター断層撮影の言及

【放射線】より


[医学利用]
 医学における放射線利用ではX線写真撮影がもっともなじみ深いもので,診断技術としてきわめて広く利用されている。最近ではコンピューターで画像の再構成処理をするX線コンピューター断層撮影(X線CT)技術が進歩し,普及が著しい。X線のみでなく,加速器からの陽子(プロトン)を使用するプロトンビームCT,γ線や陽電子を放射する核種の標識化合物を対象とする局部に集中させ,放出されるγ線を計測するエミッションCTやポジトロンCTもある(CT検査)。…

※「X線コンピューター断層撮影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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