世界大百科事典(旧版)内のZimri-Limの言及
【バビロニア美術】より
…ユーフラテス川中流域のマリではこのころから再び繁栄期をむかえ,前18世紀前半にバビロン第1王朝のハンムラピ王によって滅ぼされるまで華やかな文化が栄えた。マリのジムリリムZimri‐Lim王の宮殿は,複雑な機構をもった宮殿建築の遺例として知られているばかりでなく,壁画が発見されたことでも名高い。とくに〈玉座の間〉の北側にもうけられた中庭の南壁面には,ジムリリム王が神から王権を授けられる場面が表されていた。…
※「Zimri-Lim」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」