ビクトリアニズム(読み)びくとりあにずむ

世界大百科事典(旧版)内のビクトリアニズムの言及

【ビクトリア時代】より

…この時期のイギリス社会に顕著な一特色は,工業化と都市化が進み,それを背景に中流階級が勢力を増大させ,経済と政治の重要な担い手になったことであった。それゆえビクトリアニズムVictorianismといわれるこの繁栄期の文化にも,彼らの生活哲学が色濃く投影されている。彼らは支配階級の地主階級とは異なってピューリタニズムの影響を強く受け,自分の仕事に勤勉で,自主独立の気概に富み,19世紀の時代思潮であった自由主義の最大の支持勢力であった。…

※「ビクトリアニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む