リカーシブ(読み)りかーしぶ

世界大百科事典(旧版)内のリカーシブの言及

【数学基礎論】より

…これはきわめて妥当なものと認められ,帰納的関数の理論は決定問題の解決に数学的根拠を与えることとなった。自然数の集合や自然数に関する命題P(x1,……,xn)がリカーシブrecursiveであるとは,その特性関数あるいは表現関数が帰納的関数となるときをいう。体系Sにおいて対象a1,……,anに関する命題P(a1,……,an)が与えられているとき,SにおけるPの決定問題とは,Sにおいて命題Pの対象となりうる任意のa1,……,anに対し,P(a1,……,an)が成り立つかどうかを有限回の操作で判定する一様な手順を求めることである。…

※「リカーシブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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