リーマン球面(読み)りーまんきゅうめん

世界大百科事典(旧版)内のリーマン球面の言及

【一次分数変換】より

…また4点z1,z2,z3,z4の非調和比(z1,z2,z3,z4)=(z1z3)/(z1z4):(z2z3)/(z2z4)は一次分数変換によって変わらない。複素平面に無限遠点をつけ加えたものはリーマン球面と呼ばれる。【上野 健爾】。…

【関数論】より

…だから,複素平面につけ加えられた無限遠点はNに対応するものと考えられ,その意味では球面そのものと考えられる。このような理由に基づいてをリーマン球面という。 リーマン球面の領域Dで定義された複素数値関数は,次の条件を満たすときDで正則であるという。…

※「リーマン球面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む