単体構造(読み)たんたいこうぞう

世界大百科事典(旧版)内の単体構造の言及

【自動車】より

特殊自動車トラックバス
【自動車の構造と機能】

[車体]
 車体は自動車の骨格をなすもので,居住空間や荷物のスペースを構成すると同時に,エンジンや運転装置,補器類などすべての部品が装備され,不整路面などで加わる外力を分散して受けもつほか,衝突などに際しては衝撃力を吸収して乗員を保護する役目も果たしている。乗用車の車体には,主としてフレーム付構造と,単体構造が採用されている。フレーム付構造は,エンジンやボディはゴムマウントを介してフレームと結合されるため,振動や騒音の絶縁に対処しやすく,大型高級車にはこの形式がよく採用されていた。…

※「単体構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む