因島荘(読み)いんのしまのしょう

世界大百科事典(旧版)内の因島荘の言及

【因島】より

…【藤原 健蔵】
[歴史]
 《三代実録》元慶2年(878)12月15日条に〈授備後国無位隠島神従五位下〉とあるのが初見で,《和名抄》(高山寺本)には御調(みつぎ)郡の郷として因島が記されている。1191年(建久2)長講堂領の一つとして目録に姿を現すこの島は,単に因島(のち因島荘)といわれており,島が荘園となった時点には因島は内に小単位を含みつつも,なお全体として一個の単位だったと思われる。鎌倉中期の1276年(建治2)因島は,常光院領三津荘,宣陽門院領因島中荘,同女院領重井浦(のち重井荘)の3ヵ所に分かれており,それぞれの地頭は北条氏一門で,以後鎌倉時代を通じて得宗領だったと思われる。…

※「因島荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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