岩盤応力(読み)がんばんおうりょく

世界大百科事典(旧版)内の岩盤応力の言及

【岩石力学】より

… これまで述べてきた岩石ないし岩盤の力学的性質に関する試験のほかに,岩盤のおかれている状態や,外部の条件が変化したために発生する変形や破壊などの力学的挙動に関する観測も重要である。たとえば,地震の予知や,鉱山におけるガス突出の予防,あるいは地下発電所などの大空洞の設計のためには,岩盤内の応力状態(岩盤応力)を知ることが要求される。この岩盤応力の作用によって,鉱山の採掘場や坑道,トンネルや地下発電所など,岩盤内に作られた空洞の周囲の岩盤が,徐々に変形したりする現象を,地圧現象という。…

※「岩盤応力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む