洋パン(読み)ようぱん

世界大百科事典(旧版)内の洋パンの言及

【街娼】より

…当時は夜の女,闇(やみ)の女と呼ばれ,やがてパンパンガールの呼称が一般化した。大量出現の背景には敗戦による社会的混乱と経済的困窮とに加えて占領軍兵士の駐留があったことは,彼女らの7割が洋パンと呼ばれる外国兵相手であったことに明らかである。1946年1月に連合国最高司令官が〈日本における公娼廃止に関する件〉の覚書を通達したことも影響した。…

※「洋パン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」