浮浪売春(読み)ふろうばいしゅん

世界大百科事典(旧版)内の浮浪売春の言及

【遊女】より

…陣中の遊女には,討ち取った首を洗い,剝落した鉄漿(おはぐろ)をつけなおす役目が課されたといわれる。室町時代になると遊女の人数も増し,地域的にも拡大して多様化が進んだが,社会変動の激しさを反映して〈歩き巫子〉〈歩き白拍子〉などの浮浪売春の形態が少なくなかった。中世末期には都市の発展につれて,都市部に遊女が集中するようになり,その中にお国に始まる女歌舞伎があった。…

※「浮浪売春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む