物理的爆発(読み)ぶつりてきばくはつ

世界大百科事典(旧版)内の物理的爆発の言及

【爆発】より

…しかし一般には,なんらかの原因により急激な圧力の上昇が生じ,容器の破壊や音響を伴って,その圧力が解放される現象をいうことが多い。爆発には,気体や液体の膨張,相変化などの物理過程が圧力の発生源になる物理的爆発と,物質の分解,燃焼などの化学過程により圧力が上昇する化学的爆発がある。圧力容器の破裂,ボイラーの爆発,火山の爆発などは前者の例で,プロパンなどのガス爆発,火薬のような液体や固体の爆発,石炭やアルミニウムの粉塵(ふんじん)が空気中に浮遊した状態で起こる粉塵爆発などは後者の例である。…

※「物理的爆発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android