純資本形成(読み)じゅんしほんけいせい

世界大百科事典(旧版)内の純資本形成の言及

【国民経済計算】より

…これらの〈粗〉概念は,固定資本ストックの生産活動に伴う物理的減耗,陳腐化および不慮の損害の引当額として定義される〈資本消費〉を含める(〈粗〉)か,含めないか(〈純〉)によって区別する。したがって,〈資本消費〉を含めて実物資本ストックの増加を表す大きさが〈粗資本形成〉であり,〈資本消費〉を除いて(正味の)実物資本ストックの増加を表す大きさが〈純資本形成〉である。当然に,処分勘定の借方に表章された〈貯蓄〉と〈資本消費〉を加えた大きさが〈粗貯蓄〉として,蓄積勘定の貸方に記入されることになる。…

※「純資本形成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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