膵リパーゼ(読み)すいりぱーぜ

世界大百科事典(旧版)内の膵リパーゼの言及

【リパーゼ】より

…この酵素は,水層と脂肪層の境界面でのみ作用しうるので,脂肪を乳化するなどして水層との境界面積を多くすると,一般に反応性は上がる。動物組織における主要なリパーゼは膵臓リパーゼ(膵リパーゼともいう)で,摂取された脂肪の多くは腸内で膵臓リパーゼによって分解される。膵臓リパーゼは脂肪酸の種類に対してはあまり特異性がなく,十二脂腸内で胆汁酸によってミセル化した脂肪に作用して,これを分解し吸収されるようにする。…

※「膵リパーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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