《随筆集》(読み)ずいひつしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《随筆集》の言及

【エッセー】より

…モンテーニュは早い段階で英訳され,イギリスにおけるエッセー文学の隆盛の一つのきっかけとなった。F.ベーコンの《随筆集》(1597,1612,25)はそのはしりだが,自己省察を基本としながら万象を考察するという性格においてモンテーニュと共通するとはいえ,文体は引き締まってきびしい。その後,ウィットとユーモアを貴ぶイギリス人気質に沿って,このジャンルは独自の作品群を生んでいった。…

※「《随筆集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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