中日辞典 第3版の解説
刻舟求剑
kè zhōu qiú jiàn
<成>剣を落として舟を刻む;<喩>状況の変化を考えず,かたくなに先例にこだわる.
[語源]昔,楚の人が川を渡るときに剣を水中に落とし,船べりに印をつけて,ここが剣を落としたところだと言ったという故事から.
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...