周口店北京人遗址

中日辞典 第3版の解説

周口店北京人遗址
ZhōukǒudiànBěijīngrén Yízhǐ

<中国の世界遺産(文化遺産)>周口店の北京原人遺跡(登録:1987)

北京の都心から50キロの房山区内にある,旧石器時代の洞穴群.スウェーデンの考古学者アンダーソンがここで北京原人を発見した.70万年前から約3万年前まで,4つの時期に渡って人類がここで暮らしを営んだとされる.猿人洞では北京原人の遺骨42体分と数万点に及ぶ剥片(はくへん)石器が見つかり,火の使用も確認された.遺跡の南には博物館があり,早期に使用された石器などを展示している.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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