开平碉楼与村落

中日辞典 第3版の解説

开平碉楼与村落
Kāipíng Diāolóu yǔ Cūnluò

<中国の世界遺産(文化遺産)>開平の望楼群と村落(登録:2007)

広東省江門市開平市にある,中国の伝統が西洋の建築様式と融合して生まれた高層建築.北米へ移住した華人が,1880年代の排華政策による帰郷後に建てたもので,建設は20世紀前半に集中.もとは水害や匪賊の攻撃を防ぐために築かれたため,防衛用の銃眼がある.外壁には古代ギリシア,ローマ,イスラムなどの様式も見られる.現存の建物は1833棟.れんが建築もあるが,大半はコンクリート製.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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