曲阜孔庙,孔林,孔府

中日辞典 第3版の解説

曲阜孔庙,孔林,孔府
Qūfù Kǒngmiào, Kǒnglín, Kǒngfǔ

<中国の世界遺産(文化遺産)>曲阜の孔廟,孔林,孔府(登録:1994)

山東省曲阜市に残る孔子ゆかりの遺跡.孔廟は紀元前478年の創建で,孔子の死の翌年に魯の哀公がその故居を廟に改め,初めて孔子を祭った.清代に雍正帝による大規模な改修と増築を経て,現在の規模になった.敷地は南北が1000m余,東西が150m余で,左,中,右の三路が左右対称に並び,部屋の数は466間に及ぶ.石碑が数多く残り,書道芸術の宝庫でもある.孔林は孔子とその末裔たちの墓地で,孔府は孔子の直系の末裔らの官庁と私邸の跡.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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