中日辞典 第3版の解説
沆瀣一气
hàng xiè yī qì
<成><貶>(同類の者が)よく気が合うこと;<転>(悪事で)ぐるになること.
[語源]“沆”も“瀣”も本来は夜間の気のことであるが,唐代科挙の試験で,試験官の崔沆(さいこう)が同姓の受験生崔瀣(さいかい)を合格させたことを時の人がからかったことによる.
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...