高句丽王城,王陵及贵族墓群

中日辞典 第3版の解説

高句丽王城,王陵及贵族墓群
Gāojùlì Wángchéng, Wánglíng jí Guìzúmùqún

<中国の世界遺産(文化遺産)>高句麗前期の都城と古墳(登録:2004)

中国東北部から朝鮮北部を支配し,特に紀元前後には強大な勢力を誇った高句麗の遺跡.前期の高句麗は,紀元前37年に五女山城(卒本城)を首都に定めてから,427年に平壌に遷都するまで,南下を繰り返しつつ,丸都山城や平城の国内城などを次々と首都にした.遺跡は吉林省集安市を中心に分布しており,世界遺産には,朝鮮民主主義人民共和国の平壌南浦などにある高句麗後期の古墳群も登録されている.[多田麻美]

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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