えんやらやっと(読み)エンヤラヤット

デジタル大辞泉 「えんやらやっと」の意味・読み・例文・類語

えんやらやっ‐と

[副]ようやくのことで。やっとのことで。「えんやらやっと持ち上げる」
[類語]やっとのことでどうにかこうにかやっとこさどうにかやっとようやく何とかかろうじてからくも危うくすんでのところで間一髪危なくすんでのことあわや九死に一生を得るすれすれようようようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもまだしもまだまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「えんやらやっと」の意味・読み・例文・類語

えんやら‐やっと

〘副〙 やっとのことで。ようやくのことで。えいやらやっと。
※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)松二「娵のつまゑんやらやっと五寸明き」

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