かさこそ(読み)カサコソ

デジタル大辞泉 「かさこそ」の意味・読み・例文・類語

かさ‐こそ

[副]乾いた枯れ葉や紙などが軽く触れあって発するかすかな音を表す語。「風で枯れ葉がかさこそと舞い上がる」
[類語]ごそりこそりごそごそがさごそごしごしがさがさかさかさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「かさこそ」の意味・読み・例文・類語

かさ‐こそ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) ひからびた木の葉とか、薄い紙などが触れ合って発するような、かすかな音を表わす語。かさかさ。
われから(1896)〈樋口一葉〉一「風つま戸の隙より入りて障子の紙のかさこそと音するも」

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