そごう

精選版 日本国語大辞典 「そごう」の意味・読み・例文・類語

そご・うそごふ

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙そぐう日葡辞書(1603‐04)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「そごう」の意味・わかりやすい解説

そごう

百貨店。天保1(1830)年十合伊兵衛(そごういへえ)により古着店大和屋として大坂で創業。1877年心斎橋に進出し,十合呉服店と改称。1919年株式会社十合呉服店を設立し,従来の十合呉服店を吸収合併。1940年十合と改称。設立以来阪神地区で発展,第2次世界大戦後は進駐軍PX(アメリカ軍の酒保)に接収されたが 1952年解除となり再開店,1957年東京に進出。1969年社名をそごうに変更。大阪,神戸,東京以外にも関連会社として千葉そごう,横浜そごうなどを設立し国内外に 40店舗をもつにいたったが,拡大路線が行きづまり債務超過に陥った。そのため 2000年4月に債権放棄を柱とする再建策を打ち出したが,新生銀行がそごう向け債権の買い取りを預金保険機構申請したことから事態は紛糾,7月に入り自主再建を断念し民事再生法適用を東京地方裁判所に申請,倒産した。2001年十合(1952十合呉服店関連会社の数寄屋寮として設立,1969社名変更)が西武百貨店業務提携。そごうは 2002年2月の横浜そごうに続き 9月にはグループ 10法人と合併,社名を残した。2003年,十合が社名をミレニアムリテイリングに変更して持株会社となり,西武百貨店とともに百貨店事業を行なうミレニアムリテイリンググループを発足させ,2004年西武百貨店を傘下に置いた。2006年ミレニアムリテイリングがセブン&アイ・ホールディングス完全子会社となる。2009年そごうを存続会社としてミレニアムリテイリング,西武百貨店と合併し,商号を「そごう・西武」に変更した。

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百科事典マイペディア 「そごう」の意味・わかりやすい解説

そごう[株]【そごう】

天保初年(1830年)に初代十合(そごう)伊兵衛が大阪で創業,1919年株式会社十合呉服店となり本格的な百貨店となる。1940年株式会社十合と改称。大阪・神戸に店舗をもつほか1957年東京店開店。札幌,横浜などに別法人で店舗を展開。海外には東南アジアを中心に14店舗進出。1969年現社名。本社大阪。1990年代の消費不況と放漫経営がたたって2000年7月,民事再生法の適用を東京地裁に申請。2001年再生計画が承認され,新体制がスタート。さらに西武百貨店と業務提携。2002年横浜店,神戸店などグループ9社がそごうに合併。2003年持株会社ミレニアムリテイリングを設立し,その傘下にそごうと西武百貨店をおいた。ミレニアムリテイリングは現在セブン&アイ・ホールディングスの傘下にある。2009年8月にそごうが西武百貨店とミレニアムリテイリングを吸収合併し株式会社そうご・西武が設立。2012年資本金100億万円,売上高8179億円,店舗数26。
→関連項目セブン&アイ・ホールディングス

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普及版 字通 「そごう」の読み・字形・画数・意味

豪】そごう(がう)

あらあらしく強い。唐・杜甫〔青糸〕詩 絲白馬、誰(た)が家の子ぞ 豪、且(しばら)く風塵を(お)ひて

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合】そごう

香の名。

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傲】そごう

横着。

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