てんごう

精選版 日本国語大辞典 「てんごう」の意味・読み・例文・類語

てんごう てんがう

〘名〙 (歴史的かなづかいは、通常「てんがう」とするが語源未詳)
① (形動) (━する) ふざけること。たわむれること。また、そのさま。冗談。いたずら。「転合」「転業」などと当てて書くこともある。
※俳諧・大坂独吟集(1675)下「筆でかくとも即点合、おそれながらも候べく候」
手淫をいう。手てんごう
※雑俳・和国車(1751)「そよ風は転合と思ふ女護の島」

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