アクサーコフ(Konstantin Sergeevich Aksakov)(読み)あくさーこふ(英語表記)Константин Сергеевич Аксаков/Konstantin Sergeevich Aksakov

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アクサーコフ(Konstantin Sergeevich Aksakov)
あくさーこふ
Константин Сергеевич Аксаков/Konstantin Sergeevich Aksakov
(1817―1860)

ロシア評論家、歴史家、スラブ主義者。文学者セルゲイ・アクサーコフの子、イワン・アクサーコフの兄。モスクワ大学卒業後、思想家スタンケービチサークルに加わり、ヘーゲル哲学を学んだ。1840~1850年代には、スラブ主義論客として活躍、ロシアの農村共同体を美化するとともに、ピョートル1世大帝)の改革を、古来からの民衆政府との調和ある関係を破壊したものとして非難した。

[外川継男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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