アメンヘテプ[3世](読み)アメンヘテプ

百科事典マイペディア 「アメンヘテプ[3世]」の意味・わかりやすい解説

アメンヘテプ[3世]【アメンヘテプ】

エジプト第18王朝の王(在位前1402年ころ―前1364年ころ)。トトメス4世とミタンニ王女の子。エジプト帝国繁栄の絶頂即位アマルナ文書に見えるように,エジプトを軸とする西アジアの国際平和を維持するとともに,カルナックルクソルに大造営事業を行う。〈メムノン巨像〉は彼の座像。次王アメンヘテプ4世(イクナートン)の改革に道を開いた。
→関連項目アマルナ時代ルクソル神殿

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android