ルクソル神殿(読み)ルクソルしんでん

百科事典マイペディア 「ルクソル神殿」の意味・わかりやすい解説

ルクソル神殿【ルクソルしんでん】

古代エジプトの都市テーベ一部をなしたルクソルLuxorにあるアメン神殿。アメンヘテプ3世が建立アメンムートコンスの3神をまつり,ラメセス2世が最北部のピュロンとそれに続く列柱のある中庭を増築した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のルクソル神殿の言及

【ルクソル】より

カルナック神殿とネクタネボス1世の銘のある人頭のスフィンクス参道で結ばれたアメン大神殿で有名。今日見られるルクソル神殿は,第12王朝時代の神殿の跡にアメンヘテプ3世が建設し,ラメセス2世が増築したもので,その後ツタンカーメン,ホルエムハブ,アレクサンドロス大王などにより小規模な変更がなされた。ここでのアメン神は肥沃多産の神で,巨大な男根を直立させたミンの姿で表される。…

※「ルクソル神殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android