ゲティスバーグ会戦(読み)ゲティスバーグかいせん

改訂新版 世界大百科事典 「ゲティスバーグ会戦」の意味・わかりやすい解説

ゲティスバーグ会戦 (ゲティスバーグかいせん)

アメリカ南北戦争における決定的会戦。1863年7月1日から3日にわたり,ペンシルベニア州のゲティスバーグGettysburg付近で行われた。北軍の指揮官ミードGeorge G.Meade将軍(1815-72)が南軍のリーRobert Edward Lee将軍(1807-70)指揮下の部隊を迎え撃った。北軍が新式施条銃野砲を組み合わせて組織的な防御を準備したのに対して,南軍がそれらの射撃効果を軽視して,その防御陣地に対して真正面から横一線隊形攻撃前進したため失敗した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android