デジタル大辞泉
「コルク樫」の意味・読み・例文・類語
コルク‐がし【コルク×樫】
ブナ科の常緑高木。葉は硬く、長楕円形。5月ごろ花をつけ、秋に実を結ぶ。地中海沿岸地方に多く、樹皮の厚いコルク層から良質のコルクがとれる。
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コルク‐がし【コルク樫】
〘名〙 ブナ科の常緑大高木。南ヨーロッパから北アフリカにかけて分布し、明治初年に日本にも渡来した。高さ一五メートルぐらいになる。幹には厚いコルク質の樹皮があり、
小枝には黄色い毛を
密生する。葉は革質、長さ三~七センチメートルの楕円形で縁はあらい歯牙
(しが)があり、
裏面には
灰白色の軟毛を密生。花は
尾状花序。
果実は長さ一~四センチメートルの卵状球形で
下部は
殻斗(かくと)に包まれる。樹皮からコルクをとる。コルクの木。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報