デュラキウムの戦い(読み)デュラキウムのたたかい(英語表記)Dyrrhachium Campaign

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デュラキウムの戦い」の意味・わかりやすい解説

デュラキウムの戦い
デュラキウムのたたかい
Dyrrhachium Campaign

古代ローマの内乱期における戦闘一つ。前 49年ポンペイウス (大ポンペイウス) がユリウス・カエサルを破った戦いデュラキウム (現アルバニアのドゥルラス) はかつてエピダムノスといいアドリア海南東岸の都市で,ポンペイウスの根拠地となっていた。カエサル軍は急襲されて敗れたが,ポンペイウスにとってはこれが最後勝利となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android