ミオマグマティック地帯(読み)ミオマグマティックちたい(英語表記)miomagmatic zone(belt)

岩石学辞典 「ミオマグマティック地帯」の解説

ミオマグマティック地帯

火成岩がないか,少ない地向斜の地帯をいい,一般にはミオ地向斜地域である[Stille : 1936, Aubouin : 1965].ユー地向斜やミオ地向斜はこれに基づいている.小林貞一造山帯で花崗岩質岩石の貫入のない地帯をミオマグマティックと呼んだ[木村ほか : 1973].ギリシャ語のmeionは少ないの意味アマグマティック地帯(amagmatic zone or belt)[Stille : 1936, Aubouin : 1965].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android