ヨハネス3世・スコラスティクス(読み)ヨハネスさんせい・スコラスティクス(英語表記)Johannes III Scholasticus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ヨハネス3世・スコラスティクス
ヨハネスさんせい・スコラスティクス
Johannes III Scholasticus

[生]503頃.アンチオキア,セラミス
[没]577.8.31.
コンスタンチノープル総大司教 (在位 565~577) 。故郷法律家となり,雄弁者 scholasticusの異名を得た。教会法学者で,2つの法令集を編んだ。 scholasticusはシリア語で malalというところから,彼を年代史家ヨハネス・マララスと同一視する学者もいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android