コンピュータの記憶装置で、どの部分(番地)の情報でも、記憶場所に関係なくほぼ一定の時間で読み書きできる性質。
主記憶装置としては、ランダムアクセスのICメモリーが使われる。これに対し補助記憶装置として使われる磁気ディスク装置や磁気テープはランダムアクセスではない。ただし、磁気ディスクは、ヘッドの移動時間とディスクの回転待ち時間が記憶位置に依存するが、その差があまり大きくないので、ランダムアクセスとみなすこともある。
ランダムアクセスでない記憶装置を使うときには、データをどんな順序で使用するかによって処理効率に大きな差ができる。このため磁気テープ装置を利用した計算では、アルゴリズムに大きな制約が加わることになる。逆にランダムアクセスでない性質をうまく利用したアルゴリズムとして、磁気テープの併合操作によるソート法などがある。なお、マイクロコンピュータでは、ROM(ロム)(リードオンリーメモリー)に対することばとして、読み書き可能な主記憶装置をRAM(ラム)(ランダムアクセスメモリー)とよぶことが多い。
[大野義夫]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新