デジタル大辞泉
「一触即発」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
いっしょく‐そくはつ【一触即発】
〘名〙 ちょっとさわると、すぐ爆発しそうである意から、小さなきっかけですぐある
事態が発生しそうな危機に直面しているさま。
※光と風と夢(1942)〈
中島敦〉五「方に一触即発のこの時、天は絶妙な劇作家的
手腕を揮って人々を驚かせた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
一触即発
ちょっとさわると、すぐ爆発しそうである意から、小さなきっかけですぐある事態が発生しそうな危機に直面している様子。
[使用例] まさに一触即発のこの時、天は絶妙な劇作家的手腕を揮って人々を驚かせた[中島敦*光と風と夢|1942]
[使用例] この夫婦は〈略〉口汚く罵り合った事さえないすこぶるおとなしい一組ではあるが、しかし、それだけまた一触即発の危険におののいているところもあった[太宰治*桜桃|1948]
[類語] 危機一髪
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報