三十八社村(読み)さんじゆうはつしやむら

日本歴史地名大系 「三十八社村」の解説

三十八社村
さんじゆうはつしやむら

[現在地名]福井市三十八社町

きようヶ岳の東麓、北陸街道沿いの村。北は浅水二日あそうずふつか町、南は下江尻しもえじり村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では浅水村に含まれる。正保郷帳から村名がみえ、同帳によると田方一八二石余・畠方二一六石余。福井藩領。当村は「越の大徳」と称された泰澄の生地と伝えられ、三十八社を「産所八所」かとし、泰澄の産所の意とする説もある(大日本地名辞書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android