三計(読み)さんけい

精選版 日本国語大辞典 「三計」の意味・読み・例文・類語

さん‐けい【三計】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「管子‐権修」の「一年之計、莫穀、十年之計、莫木、終身之計、莫人」から ) 一年・一〇年・終身の三つ計画。穀を樹(う)え、木を樹え、人を樹える(賢人を用いる)こと。〔書言字考節用集(1717)〕

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普及版 字通 「三計」の読み・字形・画数・意味

【三計】さんけい

一年・十年・百年の計。〔管子、権修〕一年の計は、を樹(う)うるに如(し)くは(な)し。十年の計は木を樹うるに如くはし。身の計は、人を樹うるに如くはし。一樹して一(くわく)するは、なり。一樹して十するは、木なり。一樹して百するは、人なり。

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